平成9年度から毎年開催されている「文化庁メディア芸術祭」は、今年で17回目を迎えた!!今年の応募総数は、過去最高の4347作品
受賞作品発表
平成9年度から毎年開催されている「文化庁メディア芸術祭」は、今年で17回目を迎えた。
「文化庁メディア芸術祭」は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルだ。そのため、国内外問わず応募することができるのだが、今年は、応募総数が過去最高の4347作品あり、海外の応募は、83の国・地域から2347作品と著しく増加した。
海外からの応募が日本からの応募を上回ったのは史上初の出来事で、嬉しい驚きとなったそうだ。
これは、毎年開催される中で、受賞作品のクオリティーの高さが、日本だけでなく、海外からも注目をされる芸術祭となってきたというのが、大きな理由だろう。そんな第17回文化庁メディア芸術祭の受賞作品発表が12月上旬、都内で行われ、受賞者が喜びの声をあげた。その中から、審査委員の言葉と共に、大賞受賞作品や、受賞者たちの声をご紹介しようと思う。
[画像]昨年度[第16回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展の様子

我が国には長い歴史とともに育まれた伝統的な文化と、マンガ、アニメーションに代表される現代的な芸術文化が存在し、そのことが日本の文化的な魅力に繋がっています。また、テクノロジーと感性豊かなアート表現を組み合わせた新たな芸術も我が国から自信を持って発信できる分野だと考えております。 ——文化庁次長 河村潤子氏

国立新美術館に会場が移りましてから7回目を迎えます。この分野は、世界に誇る分野でもございまして、よくサブカルチャーといわれますが、私は、一貫して、これは日本のメインカルチャーだと言って参りました。まさに日本を代表する文化だと位置づけたいと改めて考えたいと思う次第でございます。この分野をもっと盛大にし、日本の現代文化を世界に広めるひとつのきっかけとし、文化庁メディア芸術祭がお役にたてればと思っております。
——国立新美術館長 青木保氏
エンターテインメント部門 大賞:『Sound of Honda / Ayrton Senna 1989』
菅野 薫/保持 壮太郎/大来 優/キリーロバ ナージャ/米澤 香子/関根 光才/澤井 妙治/真鍋 大度[日本/ロシア]
マンガ部門 大賞:『ジョジョリオン−ジョジョの奇妙な冒険 Part8−』
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