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夕暮れが近づき、少し涼しくなってきたところでBEGINが会場に登場した。

ぎっしり埋まる会場は、総立ちになり子供も大人も一緒になってカチャーシーを踊ったり、声を投げかけたりし、大いに盛り上がった。

 

ボーカルの比嘉さんは今でも沖縄に住んでおり、沖縄本来の姿をユーモアたっぷりに話した。

 

「僕の隣の家の人はよく屋根にイスを持って行って音楽を聴いているんですが、どういうわけだかスピーカーを上に持って行くという発想がないようで、家の中から外に向けて爆音で音楽を流すんです。だからスピーカーはもろ僕の家を向いているわけなんですよ。普天間基地問題で沖縄のことをニュースは取り上げられていますが、そのときばかりは飛行機の音なんて聴こえない!しかも曲がオフコース!!」

 

「場所がどこであれ、人がいたら、そこに繋がりが合って、その人たちには趣味があって、でもその趣味が時には迷惑だったりもして、でも、それが笑えたりもして。どんな環境にいても、悩みごとなんてあんまり変わらない。綺麗に見せようとか、格好よく見せようとか、重大なことかのように見せようとか、そんな着飾った気持ちなんていらない。それよりもっと、些細なことを楽しみ、感じ、人生を生きることが一番大切。」

 

 

 

 

すっかり日が暮れ、夜の風が吹き始め「涙そうそう」を歌い始めたとき、空を見上げると合わせたかのように一番星が輝いていた。

 

「夢はいろいろある方がいい」というBEGIN。

 

何かできる環境や、物は豊富にあるにも関わらず、将来の夢や行き場すら見失いそうな若者が増えているという。しかし最初から大それたことをしようとするのではなく、ちょっとしたことが大きなきっかけになるのだろう。ちょっとしたことを見つけるということが一番の才能かもしれない。

 

 

【ビギンの島唄 オモトタケオ3】

 

島の日常や、人間関係、習慣から生まれてくる想いをビギン目線で歌っている“ビギンの島唄”。オモトタケオも今回で3作目。そもそも“オモトタケオ”とはBEGINが島唄を作るときにだけ現れるという心の住人。そのオモトタケオがなんと8年の歳月をかけ、BEGINの元へ帰ってきたそうです。お帰りなさい、オモトタケオ。そのオモトタケオと共にBEGINが制作した「ビギンの島唄 オモトタケオ3」。

 

 

PROFILE

 

BEGIN 

メンバー全員、沖縄県石垣島出身。1990年『恋しくて』でデビュー。 その後も順調にシングル・アルバムのリリースを重ね、ツアーやイベントなど数多くのステージをこなし、日本屈指のライブバンドとしての位置を確立した。2000年にBEGINとして発表した『涙そうそう』は、多数の音楽家により世界各地でカバーされ、現在でも歌い継がれる楽曲となっている。2001年6月、自らの企画でスタートした「うたの日コンサート」の開催や、2003年に考案した、世界一簡単に弾き語りができる四弦楽器 『一五一会』が注目を集めるなど、自らの信じた音楽活動を展開。ブルースから島唄まで、幅広い音楽性と温かいサウンドで多くのファンを魅了し続ける。

BEGIN http://www.begin1990.com/top5.html

 

 

 

 

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