☆ミコ・リヴェロ監督が見せる!

ヒーローを演じる出稼ぎ男の奮闘記!!この世界感好きです!

 

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フィリピンのコメディ映画『ブルー・ブースタマーンティー』 

 

ブースタマーンティー家の父は、家族に引き止められながらも技師として日本に出稼ぎに来たのだが、来日後すぐに職を失う。家族に言えず、国にも帰れない彼は、友人に紹介された戦隊ヒーロードラマで、仮面をつけたヒーロー役として出演することに。ブースタマーンティーの地元フィリピンでも放送され、幼い息子も夢中になるのだが……。言葉の通じない日本で戸惑いつつも、ヒーローを演じる男の奮闘を、海外出稼ぎ労働者の悲哀も織り交ぜつつ、ユーモアたっぷりに描くコメディ。日本の戦隊物の大ファンだというミコ・リヴェロ監督にお話を伺った。

 

——(上映中に買物へ出掛けたというミコ・リヴェロ監督)先ほどは何をお買い物に行かれたんですか?

ハローキティーを買いに行きました。でもこの様相でキティーちゃんを買うのは少し恥ずかしかったです。
 

 

——今回の作品は日本の戦隊物がテーマですが、何故日本をテーマにされようと思ったのですか?

フィリピンでは、「ボルテスV」とか、「マジンガーZ」「超電子バイオマン」「ウルトラマン」など、80年、90年代の日本の戦隊物や、「風雲!たけし城」を放送していて、子供のころから、すごく影響を受けていました。昨日もでんでんタウンでガンダムを見てきました。
日本へ来たのは今回で2回目なのですが、前回のときは、東京の代々木上原と山梨で一日中撮影をしていたので、観光はできなかったんです。あ、でも、山梨で撮影をした後、空港に行く前に秋葉原に行ったんです。歩き回っただけなんですけどね。
そう言えば昨日、『サンシャイン・ラブ』のチョ・ウンソン監督とメイドカフェに行きましたよ。大阪城にいって観光をしたあとに、タクシーのドライバーさんが「メイドカフェは行ったことある?」って聞いてきたので、一緒に行ってきたんです。食べるときに、ラブを注入するんだよね?なんか動きをやらされて、楽しかったんですけど、変な感じもしましたよ。笑 チョ・ウンソン監督とは、すごく仲良くなったけどね。
 

 

——次回作、決まりましたね。

そうだね、メイドカフェの経験はどこかで作品に含ませて行きたいなと思っています。僕たちにとっては、食べる前に踊ってっていうのはすごく不思議だけど、日本に住んで、文化に慣れたら、もしかしたらすごく良く思えてくるかもしれないし、ひとつのテーマになるかもしれないですよね!

 

 

——監督にとって、日本の戦隊物の魅力はどんなところですか?

日本のアクションものというのは、西洋のものと比べて、オーガナイズされているんですよね。色が5色あったり、1から5までキャラクターの性格がはっきりしていたりして、子供達もそれを見て赤だったらリーダー的存在だなとか、緑はすごく強いとか、自分だったらどの色になりたい、というのがすごくわかりやすいんですよね。
 

 

——今回テーマとなった「青」は、監督にとってどのような色ですか?

青は常に2番なんです。それに、主人公のジョージは職業もブルーカラーなので、そういったところもかけて、今回はブルーにしました。
 

 

——日本の戦隊物を日本へ逆輸入する形となりましたが、いかがでしたか?

この脚本を書いたときには、日本のポップカルチャーに対してラブレターを送るような気持ちで書きました。子供の頃、日本のカルチャーの影響を受けて育ってきて、大好きだったし、その場所にいたい、という気持ちがあって、ある意味で、この映画は日本のポップカルチャーへのオマージュです。 
 

 

——日本のみなさんへメッセージをお願いします。

Hi!!戦隊物を作ってくれた日本の皆さん、ありがとうございます。あれがなければ、間違いなく、この作品は生まれませんでしたし、子供時代、とっても退屈だったと思います。日本人は格好良い物を作りますが、それを格好良いからといって、真似をしようとしても他国では、うまくいかないような、日本独自の文化が活かされていると思います。日本のみなさん、本当にありがとうございます!

 

 

 

 

 

 

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