マスクメロンの中でも厳選された生産者のみ出荷が許される 

王冠印のクラウンメロン!!

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王冠印には、ワケがある。

 

静岡県袋井市、浜松市から車で30分の田んぼで囲まれた自然豊かな大地にクラウンメロン研究所がある。

 

王冠印と共に大きく書かれた「クラウンメロン」の文字が晴れ渡った空の青さに堂々と栄えていた。

マスクメロンの中でも厳選された生産者のみ出荷が許されるクラウンメロン。

 

          天候に恵まれた静岡の大地にも関わらず、

              品質を守るため20品種もを使い分け作られる「ブランド力」の背景をさぐる。

 

 

 

今回、案内してくれたのはクラウンメロンを研究し始めて20年という、高橋さん。真っ黒に灼けた肌はまぎれもないメロン灼けだそうだ。研究所のハウスは全部で9棟。苗のハウスから、出荷前のハウスまで、それぞれ段階ごとに分かれている。もちろん無農薬、無化学肥料。土も蒸気で消毒し、繰返し使用するそうだ。研究所の土も高橋さんが始められた頃から使用しているため、今年でなんと20年。

 

まだ5月中旬だというのに、ハウスに入ると、もわっとした熱さがあり、5分もいるとひたひたと汗をかき始める。

メロンは寒さに弱いため、夏場は30度前後、冬場ですら18度以上は保たせているそうだ。

 

クラウンメロンで最も大切なのが「水やり」

 

「水やり5年」と言われるだけあって、奥深い。

根の張り方を把握するため、直接植える地床栽培ではなく、隔離ベッドと呼ばれるプランターのようなものを使用する。地面から余分な養分を吸収することなく、肥料と職人の水やりのみで養分をコントロールするのだ。土の盛り方もカマボコ型や、三角形、台形、など日当りを考えた水はけの一番良い形でそれぞれ1軒ごと変えている。

更に、驚くことに、ベテランの方は葉っぱの様子やメロンの音の響き方を聞きながら、14段階もの水のかけ方で調整しているという。

 

つまり、「水やり」が栄養、甘さ、形、編み目模様のバランス、全てを守っているのだ。しかし、もちろんクラウンメロンの秘密はこれだけではない。品質を保つため、季節に合わせ20品種をも使い分けているのだ。

 

クラウンメロンには独自の基準があり、上から順に「富士」「山」「白」「雪」それから「キズ」といった5つの分類がある。

通常出回っているクラウンメロンは「白」。

「山」を作ることももちろん、「富士」にいたっては組合員300軒中、5軒出来るか出来ないか、めったに作ることができないものなのだ。

 

それもそのはず、「富士」というのは1つ出来れば良いのではなく、1箱、6個入りのメロンすべての玉の大きさや、キロ数、編み目模様までもが同じでなくてはならない。20年間研究を続けている高橋さんですら、常に「白」目標に栽培しているというほどだ。

 

 

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