三宅一生氏「造ろうデザインミュージアム」から10年

21世紀のデザインミュージアムに求められる役割とは?

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21_21 DESIGN SIGHT「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」
関連プログラム「D-8が語るデザインとミュージアム Vol.2」レポート

  

  

21_21 DESIGN SIGHTでは「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」が2014年2月9日まで開催されている。

本展は、21世紀のデザインミュージアムに求められる役割について、〈過去/現在/未来〉という時間への眼差しに基づく新たな視点から、21_21 DESIGN SIGHTで今までに開催された展覧会を例に考えていく企画展だ。

 

この展覧会を通して、改めて、生活や文化、社会に関わる「デザイン」とは何か、気づかされ、考えさせられた。

 

 

そもそも、この企画展のきっかけとなったのは、2003年に朝日新聞に掲載された三宅一生氏の「造ろうデザインミュージアム」という記事だった。それから10年、ミュージアム設立を目指しさまざまな動きが起こる中、森山明子氏、佐藤卓氏、深澤直人氏が、「私たちに何ができるのか」と自らに問い、これまでの展覧会と付随する活動を再構築する展覧会を開催しよう、と、企画をしたそうだ。

 

 

今回の展覧会では、身近な題材から世界を捉える〈モノ/コト/仕組み〉の系=【FINDING】

デザインを駆動させる〈素材/技術/革新〉の系=【MAKING】

地域を世界につなぐ〈東北/祈り/ユーモア〉の系=【LINKING】

個の創造力の深化を示す〈デザイン/アート/スピリット〉の系=【CREATING】

 

の4種の新たな視点での再構築に加え、世界のデザインミュージアムの事例や、日本のデザインのアイデンティティーを紹介し、21世紀のデザインミュージアムに求められる役割について考えている。

展覧会関連プログラムのひとつとして、「D-8が語るデザインとミュージアム Vol.2」が先日開催された。

 

 

この企画は、1966年に発足以来、デザインを通じた社会貢献を目指し活動を続ける日本デザイン団体協議会(略称D-8)が、各団体の幅広いジャンルと、デザインミュージアムの必要性について議論してきた歴史を通じて、語り合うシリーズだ。 

そもそもD-8とは、「日本デザイン団体協議会」とひと言でいっても、空間、クラフト、インダストリアル、パッケージ、グラフィック、インテリア、ジュエリー、サイン、と幅広く、各協会が各々の活動を行っており、今回のように、8団体が一堂に会するというのは、稀なことだ。今回は、日本インダストリアルデザイナー協会前理事長 浅香嵩氏、日本グラフィックデザイナー協会前会長 勝井三雄氏、日本サインデザイン協会常任理事 宮沢功氏、日本空間デザイン協会理事 洪 恒夫氏に、イベント終了後、お話を伺った。

 

 

インタビューの前に、本展覧会のきっかけでもある、三宅一生氏の「造ろうデザインミュージアム」という記事をご紹介しようと思う。

  

  

[画像](上段)左から順に1.森山明子氏 2.佐藤卓「デザインあ展」ロゴ 3.佐藤卓氏 4.会場風景 (下段)5.深澤直人「チョコレートライフ」2007 6.深澤直人氏 7.佐藤卓「water」展シンボルマーク

 

 

 

 

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