日本産業発展と共に走り続けた伝説のデザイナー栄久庵憲司インタビュー 『小さな一片までデザイナーでありたい』

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NOSVISインタビュー

 

——栄久庵さんの考えられる「デザイン」とは?

  

人の証みたいなものだね。あるべきもの。恋愛だと本気の恋愛をした証と、いい加減な恋愛をした人の証は違いますから。デザイン漬けになっているかどうか、小さな一片までデザイナーか。幸せな状態を自分から捨てていってはいけないのです。 

——日本のデザイナーに何が足りないと思いますか?

  

デザインに生きている姿が見えないですね。先輩や、自分達の頃と比べて、今はもう言葉に言い尽くせないくらい意識が下がってしまいましたね。 

 

——デザインに携わっている方たちに一番言いたいことはありますか?

  

デザインに定義がないということです。デザインがなんぞや、という定義がなければ展開ができないんです。日々お金に追われているのかな。


 

——デザイン8団体がひとつの形を成せば新しいものが生まれると思うのですが。

  

私も協力すべきだと思うんですね。それぞれ思っているんだけど、実践できていないんです。実際に紙に書いて、壁にはって、どうかっていう話をしないといけません。

 

——栄久庵さんにとって、至福な時間はどんな時間ですか?

  

寝ているとき(笑)。

 

 

そして取材の中で、気になって仕方がなかったのは、栄久庵氏の車椅子だった。スッキリとしたデザインと、粋なメタリックグリーンの車体、そしてスピーチ前には、マイクの高さと合わせるための何段階にもわたる高さ調整機能も披露した。 

 

——栄久庵さんの車椅子、何段階も上がって驚きました。すごいですね。

  

機能を織り交ぜてあるんですよ。ブレーキはちょっと遠いんですけどね。バーももう少し大きい方がいいんです。小さいと痛いんですよ。
とまだまだ改良ありとシビアな自己評価を残した。 

 

最後にNOSVISではこんな質問を聞いた。

 

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