日本産業発展と共に走り続けた伝説のデザイナー栄久庵憲司インタビュー 『小さな一片までデザイナーでありたい』

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——栄久庵さんは、歳を重ねることを楽しんでいるように見えますが、歳を重ねるとは?

 

歳を重ねることがよければいいけどね。勉強の仕方が上手になれるといいんだよ。何百年もの道筋がなくて、若くてそのまま歳をとっているだけで、どうやって年寄りになっていいか分からない人が多くなってしまっている。年寄りは、年寄りらしい生き方ができるのが理想です。生理的にくたばるのは構わないけれど、風格はないといけないね。

 

 

栄久庵 憲司 Ekuan Kenji
1929年 東京生まれ。
1955年に東京芸術大学美術学部図案科卒業後、1957 GKインダストリアルデザイン研究所を設立、所長となる。
現在、GKデザイングループ会長、Design for the World(世界デザイン機構)会長、国際インダストリアルデザイン団体協議会名誉顧問(International Council of Societies of Industrial Design)、日本デザイン機構会長、道具学会名誉会長を務める。代表作として、「キッコーマンしょうゆ卓上びん」、東京都シンボルマーク、ヤマハオートバイデザイン、「成田エクスプレス」などの鉄道車両など。

 

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