82歳の女性が国を訴えた!?

数奇な運命を辿った名画に秘められた真実の物語が、今明かされる

アカデミー賞®女優ヘレン・ミレン主演

深い喪失から立ち上がった女性が、国を相手に奇跡を起こす――希望溢れる感動の実話。

 

『黄金のアデーレ 名画の帰還』サイモン・カーティス監督インタビュー

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NOSVIS  映像の中でクリムトの製作風景が出ており、その中に箔を張るシーンがとても印象的でした。

 

クリムトを作品の中に登場させたいと思っていましが、あまりにもそこへスポットがあたって欲しくはありませんでした。

そして金箔を張るシーンというのは、私自身が見ていてとても美しいと感じましたので、作品の中に組み込んでみました。

『黄金のアデーレ 名画の帰還』記事内画像4 

 

NOSVIS  この作品を通して、ナチスによりこれだけ多くの美術作品が略奪されていた事実を知る多くの方がいたと思いますが、その点で皆さんから反響はありましたか?

 

今現在でもナチスに略奪された作品を自分の元へ取り戻そうと活動されている方もおり、その方々から感謝の言葉を頂きましたが、この作品はひとつの家族にとっての特別な宝であり他のケースとは少し異なるストーリーを持っていたため、より心引かれたのだと思います。

 

NOSVIS  この作品が完成した時、最初に見せたのはどなたでしたか?

 

ランディさん、ローダーさんにまずお見せし、とても気に入ってくれたので安心しました。

もちろん妻にも見せました(笑)

 

NOSVIS  とてもユニークな家族の形を描いた作品ですが、ご自身の家族に見せる際、特別な思いはありましたか?

 

本当に家族の愛を描いた作品ですから、自分の家族にも意識して見せましたね。

 

NOSVIS  この作品の中には、悲劇的な内容も多く含まれていますが、見ていて希望溢れる作品に感じました。表現方法で気遣いはありましたか?

 

出来る限りバランスをとっているのは事実です。

そしてそう感じさせてくれる何かがあるとすれば、それは役者達のユーモアであり彼らの力でもあると思います。

 

『黄金のアデーレ 名画の帰還』記事内画像5

NOSVIS  監督が見たヘレン・ミレン、ライアン・レイノルズの意外な素顔を教えてください。

 

二人がとても上手に演じてくれ、アドリブも多くやってくれていました。

即興でやってくれた印象的なシーンは、ランドル(ライアン)の眼鏡を取りマリア(ヘレン)が磨き始めるシーンですが、あれもアドリブで脚本に無いシーンでした。

ですから私はあえてカットの声をかけずに回し続け、そこから生まれたものがユーモアのひとつになっていますね。

 

『黄金のアデーレ 名画の帰還』記事内画像6

監督が映像作品を撮る中で、大切にされている事はありますか?

 

自分が見たいと思える映画になっているのか、自分が感情移入できるものになっているのか常に考えています。

そしてカメラの前に出る仲間も裏で支える仲間も、関わる全ての仲間が、最高の仕事ができるように私がサポートし引き出す事ができているか?そこが大切だと思いますし、それが監督の仕事だと思っています。

 

 

 

NOSVIS  ご自身が大切にされている言葉はありますか?

 

Justice (ジャスティス) です!

 

正義・道理にかなった正しいことを示す言葉。原義。

 

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11月27日(土)、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

 

監督:サイモン・カーティス 『マリリン 7日間の恋』

脚本:アレクシ・ケイ・キャンベル

出演:ヘレン・ミレン 『クイーン』、ライアン・レイノルズ『あなたは私の婿になる』

   ダニエル・ブリュール 『ラッシュ/プライドと友情』、ケイティ・ホームズ 『バッドマン・ビギンズ』 ほか

 

提供:ギャガ、カルチュア・パブリッシャーズ  配給:ギャガ

原題:WOMAN IN GOLD/2015/アメリカ・イギリス/109分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:戸田奈津子

 (C)THE WEINSTEIN COMPANY / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ORIGIN PICTURES (WOMAN IN GOLD) LIMITED 2015

 

★「黄金のアデーレ」

正式名称「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ」19世紀の美術界で一世を風靡し「接吻」などの代表作を残した画家グスタフ・クリムトが1907年に描いた傑作。世界で最も高額な絵画TOP10に入る。

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