第67回カンヌ国際映画祭オープニング作品として世界を沸かせたニコール・キッドマン主演『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』オリヴィエ・ダアン監督インタビュー

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『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』10.18公開!!  

 

 

——監督にとって「芝居」や「演じる」とは?また、監督ご自身は普段の生活で演じることはありますか?

 

ありますよ、演じていますよ(笑)。まあ、仕事では始終ですよね。 特に僕の場合は監督ですから、資金集めのためにプロデューサーの前でそれは必然的に演じているところはありますけど、それは嘘を演じている訳ではなくて、やっぱり自分がすごく誠実でないと信憑性が出ないと思うんですね。ただ、相手を説得する、気を引くという意味で、演じている部分というのはあると思います。強調するという意味でですよ!

 

 

——最後に映画をご覧になる方にメッセージをお願いします。

 

この映画は、女性の条件というものを多く描いていいますが、これはグレース・ケリーの問題だけではなくて、世の中全ての女性にも言えることだと思うんです。 例えば、女性に対する周りのイメージや、「こういう役割」というものに閉じ込められるのではなくて、本当に自分自身が自立して自己実現というものを同時にすることは可能なんだ、っていうことをこの映画では伝えたいんです。

ただ家族と夫がいて、お母さんであってっていう以上に、何とか自分が女として、人間として存在しよう、という、そういう戦いをグレース・ケリーはしていると思うので、そういう所を伝えたいですね。 この映画の中でグレース・ケリーが言っている「私は両立できなければならない」というセリフがまさにそういうことなんですよ。この映画はそういう決断の自由というものを語っているので、そういった点も是非観て頂きたいです。

 

 

〈STORY〉 

時はロイヤル・ウェディングから6年後、グレース・ケリーはいまだ王室のしきたりに馴染めずにいた。自分の居場所を見失ったグレースが、ヒッチコックからのハリウッド復帰の誘いに心を動かされたとき、モナコは最大の危機に直面する。フランスが過酷な課税を強要し、従わなければ「モナコをフランス領にする」という声明を出したのだ。

アメリカとヨーロッパ諸国を巻き込んだ、激しい国際政治の駆け引きのなか、グレースは自らモナコを救う“脚本”を書き上げる。外交儀礼からフランス語、話し方や微笑み方まで、厳しい特訓を受けて完璧な公妃の“役作り”を完了し、シャルル・ド・ゴール仏大統領を含む世界各国の指導者を招いたパーティという“舞台”を用意。そこでグレースは、“一世一代の大芝居”を演じ切ろうとしていた。

果たして“監督”グレースがクライマックスに用意した、運命を握るスピーチとは? 知られざる感動の物語が今、ベールを脱ぐ─!

 

『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』

10/18(土)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー

監督:オリヴィエ・ダアン
出演:ニコール・キッドマン/ティム・ロス/フランク・ランジェラ/パス・ベガ
配給:ギャガ
公式サイト:http://grace-of-monaco.gaga.ne.jp

 

 

 

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