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『her/世界でひとつの彼女』 2014.6.28 全国ロードショー

 

《Story》

 

そう遠くない未来のロサンゼルス。

セオドアは、他人に代わって家族や恋人へ手紙を書く“代筆ライター”。代筆の腕は社内でも一目置かれているが、幼馴染だった妻のキャサリンとは離婚調停中。そんな彼を心配して、同じマンションに住む仲の良い友人のエイミーは、新しい女性を紹介しようとするが、キャサリンと別れて1年経った今も、セオドアは彼女との思い出を断ち切れないでいた。

 

ある日、セオドアは最新式“人工知能型OS(オペレーティング・システム)”の広告を目にする。

「あなたの話を聞き、理解してくれる。ただのOSではない。個性も意識もある、世界初の人工知能型OS」

だというそのソフトウェア。セオドアが自宅のPCにOSを取り込み、いくつかの質問に答えていくと、最適化されたOSが起動する――
「ハロー!」画面の奥から聞こえたのは、“サマンサ”の声。その声は、人工知能とは思えないほど、明るくてセクシー。「私は経験から学ぶ能力があるの。一瞬ごとに進化してる」。というサマンサは、目覚ましい情報処理能力があるだけでなく、自分の意志を持ち、人間以上に人間らしく生き生きとしてユーモラス。

セオドアは、サマンサを携帯電話にインストールし、ポケットに入れて持ち歩く。まるでデートをしているかのように。
ワイヤレスのイヤホンから聞こえてくる“彼女”の声を、誰より身近に感じるようになるセオドア。朝起きるときも、夜眠るときも、常に彼女はそばにいる。キャサリンへの苦しい気持ちも、彼女にならありのままに話すことができる。
好奇心旺盛なサマンサにとっても、セオドアを通じて体験する世界は、新鮮で刺激に満ちていた。サマンサは、セオドアを励ましながら、彼の複雑な心の動きを通して、知識だけでないリアルな感情を身につけ、進化していく。セオドアとサマンサの出会いは、お互いの毎日を輝かせ、ふたりは自然に恋に落ちていった。

 

住む世界も生きる時間も全く違うセオドアとサマンサ。恋するはずのなかったふたりの恋の行方は、果たして――。

 

 

主演男優 ホアキン・フェニックス オフィシャルインタビュー 《NOSVIS独占公開》

JOAQUIN PHOENIX

 

 

 

——この映画の脚本を読んだ時の第一印象はいかがでしたか?

すごく好きだったよ。

 

 

——この映画に出演されたいと思った理由とは?

僕はスパイク・ジョーンズがミュージック・ビデオを作っていた時からのファンだったんだ。だから彼と仕事ができるチャンスにワクワクしたんだよね。それに、脚本がとてもユニークで、とてつもないアイデアが詰まっていて、ハートが素晴らしくて、身近な感情が描かれている。問題は「この映画をやらない理由なんてない」ということぐらいだったよ。

 

 

——実際に作品に出演されてみていかがでしたか?

監督の中には、決まったひとつのことを演じさせようとする人がいるんだけど、スパイクは、絶対にひとつに絞らないで20くらいの可能性を開いておくタイプの監督なんだ。だから、そのシーンに正しいものが舞い降りてきたときに、それを絶対に掴み損なうことがないんだよね。彼の素晴らしいところは、何かに落ち着いてしまいそうになった瞬間に、別の色を探そうとすること。そして何が真実であり、最も正直なのかを探し出そうとしているんだよね。それが普通の映画ではあまり探求や表現がされないことであっても、彼はその探求を止めないんだ。だから僕も可能な限り彼と一緒に探求しようとしたよ。

 


 

——肉体的にはそこにいない人(スカーレット・ヨハンソンが声だけで演じたサマンサ)と共演することの難しさはありましたか?

本来なら、「そのためにものすごい大変な努力をしたんだ」と答えるべきなのかもしれないんだけど、僕は普段から家で独り言を言いながら、ぐるぐると歩き回って、ひとりでリハーサルしているから、それと比べると今回の演技に大きな違いがあったわけではなかったんだよね。

 

 

——最初はサマンサの役をサマンサ・モートンが演じ、あとになってスカーレット・ヨハンソンに変わったそうですね。

サマンサ・モートンは撮影現場に来ていたから、僕はサマンサと実際に共演していたんだ。その後でスタジオに行って今度はスカーレットとも共演したわけだけどね。ふたりとの作業はまったく違ったものだったよ。個人的には、サマンサ(・モートン)がいてくれたおかげで、僕は自分のキャラクターを作ることができたと思っている。もちろん、スカーレットも本当に素晴らしかった。スカーレットとの過程でキャラクターについての新たな側面を見付けることもできたしね。だから、その両方が素晴らしい体験だった。

 

 

——主人公のセオドアに、ホアキンさんご自身が共感できる部分はありましたか?

「彼はどんな人物なんだろう?」、「過去の人間関係がどれほどの影響を与えたんだろう?」、「なぜ彼にとってキャサリンとの関係がそれほどまでに大きな影響を与えたんだろう?」って、考えてみた時に、セオドアがキャサリン(ルーニー・マーラ)と結婚して、そして離婚して受けた影響と同じくらいの影響を受ける人間関係というのは、僕はこれまでに体験したことはないなと思ったんだよね。離婚した後に1年経ってもまだそれが尾を引いているような、そういう関係というのは僕にとってはまったくの未知だったんだ。

 

 

——現代においてテクノロジーが人々のつながりを変化させていると思いますか?

もちろんだよ。説明することはできないんだけど。ごめんね。

 

 

——ちなみにホアキンさんは、Siri(サマンサと出会うきっかけとなったiOS向け秘書機能アプリ)を使ったことありますか?

実は、使ってみたんだけど、まったく上手くいかなかったよ!彼女の機嫌を損ねてしまったのかもしれないね。
子供の頃に見ていたSF映画でビデオ電話が出て来たときに、「あれが本当に誕生したら絶対に使うんだ!」って思ったのを覚えているんだけど、現時点でFacetimeを使ったのは、数回しかないしね(笑)。

 

 

——この映画の大半はテクノロジーとの関係を描いていますが、ホアキンさんご自身は実生活でテクノロジーとどのような繋がりを持たれていますか?

面白いのは、『僕たちが何をテクノロジーと定義するか』ということだと思うんだ。僕たち全員が毎日テクノロジーを使っていると思う。でも異なる種類のテクノロジーについてのアイデアもある。
ただ僕たち全員、完全にテクノロジーの世界に組み込まれているよね。最近、家でインターネットが機能しなくなって、僕と姉のレインはパニックに陥ったんだ。でも、僕たちはパソコンが無かった時代はどうしていたのかって、人の順応性の速さに驚いたよ。

 

 

 

 

2014.6.28 新宿ピカデリー他 全国ロードショー 〈PG12〉

 

 

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