あなたは どんな心の闇を抱えていますか?

その心の闇に、光りをあてる事のできる希望を見いだしいた時、あなたの人生の続きは幸多きものとなる。

 

個性的な実力派キャストが集まった映画『ホテルコパン』壊れていた人生と向き合う元教師 海人祐介を熱演した市原隼人の新たな表現の幅に釘付けとなった。また現在注目の女優 玄理(ひょんり)の妖艶な魅力も要チェック!

今作が初の長編映画作品となった門馬直人監督の映画にかけた思いを伺った!

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NOSVIS 市原さんの作品も色々と拝見しましたが、今までとはまた違う空気感と新たな一面を発見できる作品でした。改めて実力派なのだと感じました。

 

門馬監督 僕が思うに市原くんは、もともとこっち向きの役者さんなのだと思うのです。

本人の持つ明るい部分や強い部分があるので、ルーキーズなどもはまっていると思いますが、市原くんのデビュー作の『リリイ・シュシュのすべて』や、その後の『偶然にも最悪な少年』や『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』等は、おどおどとした雰囲気が出ていましたし、市原くんのそういった演技での見せ方を持っている事は知っていましたので、早い段階で市原くんと人物像をすり合わせて行く事ができました。

 

『ホテルコパン』記事内画像6

 

NOSVIS ラストに近づくシーンの中で、市原さんが教え子との交換日記を母親から受け取り憑き物が落ちるかのように顔に光りを取り戻すシーン最高の演技でした。

 

門馬監督 あのシーンは、撮影自体も最終日の撮影で、その後に1人のシーンを撮り全編オールアップという状況もあったのかもしれません。最後のシーンという事もありますが、とても良い演技をしてくれた瞬間の一つでした。

市原くんはとても真面目でストイックで、取り組み方ひとつひとつが凄いですね。毎シーンの撮影前に話しをするのですが、こんな事思っていてこんな表現をしてみようと思うけど、監督のシーンイメージとズレが無いか?映画全体を通しての抑揚とズレが無いか?などと、とにかく細かく作品を大切に考えてくれていました。

 

NOSVIS 今作の中で、独特な雰囲気をかもし出していた、これから注目の女優 玄理さんが出演されていましたが、監督から見て彼女はどのような女優ですか?

 

門馬監督 彼女は先ほど話した「ハヌル-SKY-」にも出てもらっています。今作の中では唯一玄理の役だけ、立場が他の人達とは異なっているのですよ。

希望を失う、生きづらい、という事が登場人物に訪れる映画ですが、この役はすでに一度希望をなくしている人なのです。父親が全く動かない寝たきりの体となり、母親もなく、小さい頃から父の介護に明け暮れ、一度は父を殺し自分も死のうとまで考えたかもしれない子なのですよ。

極限の苦痛、苦労を通り越し、乗り越えて、自分なりに生きて行く事を選んだ姿が玄理の演じた役所です。

他の登場人物9人は、悩みと向き合う最中ですが、彼女だけその悩みと向き合って超えて来た特別な役なのです。

 

『ホテルコパン』記事内画像3

 

NOSVIS 玄理さんの魅力とは?

 

門馬監督 やはり彼女の持つ独特な雰囲気が魅力ですね!

それと彼女の良い所は、バカみたいに映画を見ていて、凄く映画に対しての造詣が深いところです。

何か伝えたい事を、「例えば…」と他の映画の中のこのような感じと伝えただけでも彼女にはすぐに伝わるし、僕が撮影前に彼女と話している中で「こんなの面白いですよね」と言ってくれたその映画の例えがヒントになったりしましたね。

本当に勉強家というか映画が大好きなのだと感じます。

とにかく一日何本映画を見ているのか知らないですけど、死ぬ程映画を見ています。

 

NOSVIS 監督も昔から映画をよく見られていたのですか?

 

門馬監督 僕はそんな事なかったですよ。

前職では、紙とWEBで広告等を作っており、紙は紙でキャッチコピーと絵の世界なのでとても面白かったのですが、動く映像を作りたくなりCMや映像を撮ってみたい気持が強くなっていました。そんな中、上司の繫がりで映画関係の方とお会いする機会があり、その時に、後に一緒にドッグシュガーという製作会社を立ち上げた片嶋一貴さんとの出会いがきっかけで、プロデューサーとして作品製作に携わる事になりました。

もともと僕自身が監督をしたい気持が強く、当時30歳だった僕は、片嶋さんには33才までには映画を監督すると豪語してました。結果それから10年、映画を監督することはできなかったのですけど。

 

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