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roidworksgallery  木原千春『Vitalism2』 

 

 

——思い入れのある子はいますか?

 

戌が難しかったですね。

 

 

——戌の作品は、浮世絵を模した感じがしますね。

 

過去、浮世絵の形を借りてある実験してたときに得たものが戌に限らず、他の干支の作品にも効果的に使われてると思います。

 

 

——哀愁がある戌ですね。

 

忠犬ハチ公をイメージしているんです。実際耳が折れている写真があって、写真を見ながらデッサンをしました。忠犬ハチ公って秋田犬でもっさりとしているんですよね。

 

 

——作品はどのくらいのペースで描かれますか?

 

月2枚半のペースですね。最初4枚描いたんですが、大失敗して、全部やめてしまったので、時間が迫ってきて、焦りましたね。

 

 

——今回全て縦30号なんですね。

 

そうなんです。今まではあまり制限を持たせて描かないのですが、30号という制限を持たせて描いてみたのも面白かったです。クレヨンや鉛筆のときは小さな作品も描いてみるんですが、いつもは大きめの作品が多いんです。どんなサイズも同じ感じで描けたらいいなと思うんですけどね。

 

 

——新しい作品を創るにあたって、今までのご自分と、作品に対する姿勢の変化はありましたか?

 

変化はありましたね。今回は題材やサイズだけでなく、描き方にも制約を持たせてみたんです。今までは、白いキャンバスに下書きをしないで手探りで描いていたんですけど、今回の場合は、デッサンをして、輪郭だけ絶対に守って、その中で存分に暴れてみました。それは、今までにやったことがなかったので、力の出し方が分かった気がしましたね。自由にやったら、とことんどこまでも自由にいけてしまって、うまくいくときもあれば、どうなるかわからないときもありますが、枷を与えることで、新しいものがみえてくるんじゃないかなと思いました。

 

 

——以前と比べて、色彩の数はあまり変わらずに、ひとつの色が持つ面積というのは、細かく切られた感じがしますね。

 

それは、モチーフによって変わっています。動物一体一体のイメージによって彩色を変えているので、それが理由だと思います。あとは、形という制約の中でやってみたので、そこで変化がでているのかな、と思います。

 

 

——筆の流れをみていると、肉体の流れというよりも、イメージ的なものの導線なのかなと思うのですが。

 

両方ですね。肉に沿わないとまず、形を立体的にみえないし、肉体はまさに意識して描いています。

 

 

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