1963年に創刊されて半世紀!!50年分の『マーガレット』が、一同に集結「わたしのマーガレット展 〜マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀〜」

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 森アーツセンターギャラリーにて10月19日(日)まで開催!

 

1963年に創刊されて半世紀。50年分の『マーガレット』『別冊マーガレット』が詰まった展覧会「わたしのマーガレット展 〜マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀〜」が森アーツセンターギャラリーで10月19日(日)まで開催されている。

「アタックNo.1」(浦野千賀子)、「ベルサイユのばら」(池田理代子)など、時代を超えた名作や、最近映画化にもなり話題の「ホットロード」(紡木たく)、「アオハライド」(咲坂伊織)など貴重な原画397点を一挙大公開!すべての時代の少女たちの心がときめく展覧会となっています。

 

オープンを2日前に控えた9月18日に展覧会スペシャルサポーターである俳優の谷原章介さん、そして「ベルサイユのばら」の作者である漫画家の池田理代子先生が登場!!

 

昔から『マーガレット』『別冊マーガレット』のファンでもある谷原さんはこの展覧会を観て「夢のようですね!」と興奮気味ななか、「女の子に優しく寄り添ってくれるような男性を描く多田かおる先生の作品や、クラスでは目立つ存在ではないけれど、女性にはうとく不器用な子がときに見せる優しさを描くくらもちふさこ先生の作品が大好きで、僕のような男の目から見ても何の違和感もないような読みやすい作品が多いので、ひとりでも多くの男性の方に知ってもらえて、マーガレット展を楽しんでもらい、男性の世界にも広がっていくきっかけになったらと思います。」と挨拶を行った。

 

 

谷原章介×池田理代子

 

谷原:マーガレットで40年ぶりに連載を再開されたことにとても驚いたのですが、池田先生の周りの方たちはどのような反応でしたか?

 

池田:おそらく誰も想像していなかったと思うんです。

私の中では40年前に描き足りなかったところが随分たまっていたんですが、音楽という別の道に進みましたし、体力も衰えてきていますので、描くチャンスはないと思っていました。 40年という歳月はとても大きくて、昔の線が描けないなっていう感覚もありますし、内容も40年分世の中を見てきて、すごくシニカルになっている自分に気がつきました。

 

谷原:池田先生の作品はシニカルというよりも、問題提起をして自分なりの理想をキャラクターに投影しているイメージがありました。

 

池田:そうですね。昔は理想に燃えて生きていましたね!

 

谷原:ファンから見ると、今までの「ベルサイユのばら」の世界がより立体的に広がったな、という気がしました。まだ描き足りないことは沢山ありますか?

 

池田:そうなんです。今まさに描いているところで、締め切りも近いのにイベントに呼ばないでよ、っていうくらいで(笑)。今朝も原稿を渡したところなの!

 

谷原:今朝ですか!?こんなに綺麗にお支度もされているというのに、ご苦労さまです。

池田:久々にそのくらいハードな生活になっています。

 

谷原:編集の方とのやりとりはいかがですか?

 

池田:昔はすごく可哀想だったんです。締め切り前になると、1日2日家に来て泊まり込みなんですよ。目を離すと私たちは寝てしまうので、寝させないように見張っているんですが、もっと切羽詰まってくると、印刷所の側のホテルに連れて行かれるんです。

 

谷原:運ぶ時間すら惜しんで。

 

池田:編集さんが何人かいるなかで描いていて、お手洗いに行こうとすると「どこに行くんですか!?」と言ってついてくるんですけど、それは、あまりの辛さに逃げ出してしまう人がいるんですって。

谷原:先生は逃げ出されたことは?

 

池田:私はなかったですよ!

 

谷原:以前と比べて「漫画家」や、みなさんの漫画への見方は変わりましたか?

 

池田:漫画そのものの地位が全体としてあがって、文化として認めて頂けるようになった、ということと、どの外国でも認めてもらえるようになりましたね!去年から経済産業省からも予算がつくようになったんです。 私の頃は、漫画はまだ文化ではなくて、住宅ローンすら借りられなかったんです。女であること、独身であること、漫画家であること、というのは三重苦なんですよね。

 

谷原:「ベルサイユのばら」であれだけヒットされた後でも借りられなかったんですか?

 

池田:そうなんです。借りられるくらいの預金があったのに、借りられなかったんです。それだけ社会的に信用のないジャンルだったんですね。女も結婚したら家に入ること、という時代だったので、その時代に比べると今は恵まれていると思います。

 

 

《おふたりの言われてみたい、言ってみたい胸キュンワードは?》と訊ねると、難しいと悩むお二人でしたが、

 

池田:今コマーシャルでも「壁ドン」ってやっていますけど、私も昔描いていますよ!

 

谷原:アンドレから、ドンからギュッっていうときありますよね。

 

池田:あれは、女の子には永遠のシチュエーションでしょうね!

 

谷原:僕は、この展覧会でも展示されていますが、多田先生が描いているコマに僕が好きなものがありますので、どうかそれを見つけてきてください。それは、ここに来ないとちょっと分からないかな。(笑)

 

 

立像を前にして、「最終的には自分が造るのが一番かな。」と笑いながらも、「等身大のものを作ってもらえて感激です。」というと、「この前で写真が撮影できるということもあって、テンションがあがってアンドレのポーズをとっていたんです。」と谷原さんが池田先生にポーズをとる一幕も。会期中は等身大立像の前で撮影が行えます。

 

 

 

展覧会「わたしのマーガレット展 〜マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀〜」 

会期:2014年9月20日(土)~10月19日(日)

時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)

会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)

 

 

倉持佳代子さん(京都国際マンガミュージアム 研究員)×今井孝昭さん(『別冊マーガレット』編集長)インタビュー>>

 

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