父親の倒産、共に立ち上げた兄の早すぎる定年退職、紆余曲折の20年目 明和電機 土佐信道インタビュー!!

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物を創るとは、たぶん不細工なこと

 

——明和電機さんのフィルターを通して出た「らしさ」を感じますが、明和電機さんの活動の根源とは?

負けず嫌いですね。僕らの世代でいうと、プラモデルでいうとフルスクラッチというのがあって、プラモデルがつくれる箱を買ってきて作るのではなくて、プラパンから作るんです。それが好きなんですよね。人の手あかがついたもので、自分が表現するのが悔しくて仕方がないんです。

 

——明和電機さんにとって、物を創るとは?

 

それは、たぶん不細工というか、どったんばったんしているものだと思います。心理を探してはいるんですけど、紙とペンだけで見つかるかもしれないものを、わざわざ物にして表現しているということは、鈍臭いことだな、と思うことはあるんですけど、リアリティとして、自分が考えていたことが自分の道具としてあり、それをいつでも使える環境というのは、ものすごく充実しているように思いますね。

 

——極限までいったリリスティックな感じがするのですが、作品は現実主義なものですか?夢物語ですか?

エーデルワイスというシリーズと、それ以外とは違うんですけど、エーデルワイスシリーズは物語なんです。そこに落し込まれるのは現実の道具なんですけど、感情はそこで使いたいなと思っていました。でも、空想の色気よりも、物の色気の方がいいです。

 

——物を創る中での一番の喜びは?

 

ひらめいたときのやった!というのと、作るときの創意工夫、そして最後にできたときに人に見せる、という3つです。

 

——明和電機さんにとってのロマンとは? 

アトリエという船ですね。宝物も、仲間も乗せて、ここから航海が始まるんです。 

 

 

 

 

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