大震災が発生してから3ヶ月。 今の私たちに、いったい何ができるのだろうか。被災地へ本のお届けプロジェクト!!

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現地での戸惑い

 

石巻市までの道中、原発問題でよく目にする地域まで何キロという標識や、津波の被害が露になっている場所を目にした途端、車内に流れていた曲にすら違和感を覚えてしまった。

それが、あまりに急に現状を見せられたためか、はたまた頭で不謹慎だと考えてしまったためかは、わからない。ただ、現状を見てもどうしてこんなところまで津波が押し寄せてきたのだろう、と疑問に思うだけで、自分の身に置き換えて考えることすらもできなかった。

 

実際に石巻市に着いてみると、本当にここは被害にあったのかな、と思ってしまうほど活気があり、栄えていた。テレビで見ていた映像とは違い、大型ショッピングモールや、大手チェーン店が大きく看板を掲げており、復興の早さに驚いた。

全てが揃っているとは思っていなかったために、元気な姿を安心してみつつも、気持ちをどこに持って行っていいのか分からず、少し戸惑いながら街を見て回った。

 

10分ほど車を走らせ、橋を越えようと少し坂を上ったとき、景色は一変した。

 

津波の被害はここなのか、そう思った。そのくらいショックを受ける映像だった。

しかし本を届けるために先に進んでいくと、瓦礫の山の中を歩く自衛隊の方たち、一面田んぼのように見えた土地も、よく見ると全て家の土台が残っている場所、今もまだ行方不明者を探す警察の姿、瓦礫の中を何かを探すかのように歩く老人の姿、3ヶ月たった今もまだなお、街の面影は全くといっていいほどなかった。

 

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