現代日本人が忘れつつある自然との境界線、自然崇拝を改め感じさせられる作品を見た!造形作家 佐々木誠

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佐々木誠 – sasaki makoto -

 

 

日本の神とは、どのような神の存在ですか——

ひとつは自然だと思います。日本の神は一神教ではなく八百万ですから、日常に坐す神ですね。自然の神々しさ、清々しさなど日本人の心情にあるもので、懐かしさ、ノスタルジーみたいなものでしょうか。そして一方に神の威厳という人間を超えたものの意識があります。それから祖先ですね。私たちは勝手に生れてきたわけではなく、先祖ひとりひとりの積み重ねで今いるわけですから。しかしそれらは曖昧なものではないということを「天皇」という存在が厳として示しています。今も猶それらの神を祈る存在として。

 

今の日本をみて感じることを教えてください——

日本人としての意識、自覚としては最悪なのではないでしょうか。しかしそれは歴史的に見て戦後の一時期であると思います。最近は日本の伝統や歴史に興味を持つ若い人が増えています。自然に日本を誇りに思う世代も生れてくるでしょう。 私の作品も、50年後100年後のそういう日本人に見て欲しいですね。

最後に今後のテーマを教えてください——
折口信夫は「国学は或る気概をもって生み直す学問である」と言っています。これからも今の時代にふさわしい神国日本の魂の姿を生み直して行きたいと
思っています。

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