「信さん 炭坑町のセレナーデ」の舞台挨拶に辻内美智代役である小雪さんが登場!!小雪ロングインタビュー

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 豊かさというのは人に与えていくことでのみ感じられる

 

「CINEMA e〜ra.」にて、静岡県内では初となる「信さん 炭坑町のセレナーデ」の舞台挨拶に辻内美智代役である小雪さんが登場しNOSVISの取材に答えてくれた。

 

——小雪さんから見て、現代にとって一番欠けているものは何だと思われますか?

 

ひとことで言えば、今の時代に欠けているのは、コミュニケーションだと思います。情報化社会が進んでいる上に、資本主義ということもあり、物を得ることで自分の価値観を決めがちですからね。でもそれには限界があると思います。豊かさというのは、人に与えていくことでのみ感じられると私は思いますし、今日本は平和だと言われていますが、親が子どもを虐待したり、逆に子どもが親を殺したりと、とても恐ろしい犯罪も多いじゃないですか。物を与えたり、情報を与えたりするだけというような、人とのコミュニケーションが簡易的になればなるほど、思いやりですとか、優しさ、想像力が欠如していくんだと思います。

 

——日本人は変わったと思われますか?

 

根本は変わらないと思います。今私たちの世代の人も京都や奈良、金沢といった、伝統を重んじるところでは、若い人たちが町おこしをして、町並みを残していこうという働きかけをされていますし。

 

——小雪さんにとって故郷や同郷といったノスタルジアとはどのようなものですか?

 

故郷って産まれた土地の記憶がそれぞれあると思いますが、私の場合、いつもそれを彷彿させてくれるのは、家族が集まる場所ですね。だからそれがどこであっても良いと思うんですよ。おじいちゃん、おばあちゃん世代の方の中にはいらっしゃると思いますが、今の時代、産まれてから死ぬまで故郷から離れたことのない人ってほとんどいないじゃないですか。なので、どこの土地に行っても、自分の軸や核を根付いていけさえすれば、それが「故郷」になるのかなと思いますね。土地としての「故郷」が境遇でない人は、心の中に軸や核を持っているかということが大事なんじゃないかなと思います。

 

 

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