残念ながら今は、無き名店になってしまった 天ぷら「天八」そんな天八を惜しみながら過去の記事を振り返る。大将ありがとう

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守り続けたい名店  Photo Gallery ▶

 

ひっそりと佇む天ぷら屋「天八」。風情を感じるのれんをくぐると、大将の笑顔で迎えられる。カウンター6席に数人分のお座敷という小さな作りながらも、大将の揚げる天婦羅は本田宗一郎を始めとし、数々の偉人をも唸らせる。

 

「お客さんにお叱りをうけて教わり、始めて腕が上がる。」という大将。お店を始めて60年、一代目で浜松を代表するお店となった。自慢の天婦羅は、さらりとした薄衣に包まれた極上の食材がカラリとあがり、ネタひとつひとつの旨味を引き立たせる。お酒ともご飯とも相性抜群だ。天丼の甘すぎずさらっとしたタレは、ごはんに染み込み食欲をそそられる。赤出しの味噌汁もよく漬かったぬか漬けも、なんとも言えない豊かな風味があり、天婦羅ともよく合う。食後のバナナの天婦羅は驚くほど増した甘みが口いっぱいに広がるのだ。

 

決して綺麗とは言えない店構えだが、心温まる、ずっと守り続けたい名店だ。

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