日本1おバカな短編映画際『鉄ちゃんのドーンとやってみよう!』

通称『鉄ドン』

観客にとっても持久戦となるこの映画祭が、今話題に!!

今回は、この映画祭主催の星野監督と高校生童貞監督と話題を巻き起こし『鉄ドン』にも参加している上野監督が『鉄ドン』について語った!

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鉄ドン 記事内画像1

 

日本1おバカな短編映画際『鉄ちゃんのドーンとやってみよう!』通称『鉄ドン』
とにかくおバカな映画祭ではあるが、監督、観客にとって実に厳しくもある映画祭りである。

そんな鉄ドンについてお話しさせて頂きます。

まず観客は通常通りチケットを購入し会場に入る。
そして上映が始まる 見る側にとっても短編映画をを短時間で数十本見ることとなり、観客にとってもトライアスロンのような過酷さが突きつけられる。
そして各短編作品1本上映ごと通常通りに観客からの拍手が送られると思いきやこの映画祭は、それでは終らない。
この映画祭の見所は、ここからである。かなりの本数がある中で個人的には3作4作本当に上手い、面白いという作品が出てくるのだが、その他は、なんとも言いがたいもの、全く見る価値のない最低作品も等しく上映される。
観客にとっての過酷さは、最低お下劣作品もじっと耐え忍び作品を見なくてはならない事である。
そして観客は、見るに耐えない作品に対し制裁をおこなう事ができる。
もちろん最高に楽しくクオリティー高い作品に対しては、鳴り止まぬ拍手『良かったぞ』などとかけ声が飛び交う、ただお金を出した観客が見るに値しないと感じた場合『金返せ 金返せ』のヤジが飛び交う。そしてさらにそれを上回る最低作品には、悲惨な惨劇が起きる。それは実に民主的な意思表示、ノーリアクション、無視という状態である。この惨劇が起きた場合、強制的に登壇させられている監督にとってはなによりも厳しい極刑のような空気が現場に広がり 刺すような観客の視線を前身に浴びなければならない。
この事から日本1おバカな映画祭というだけでなく、日本一過酷な短編映画祭と言われる由縁である。

 

 

そんな映画祭を主催する星野氏と鉄ドンにも参加している高校生童貞監督としても知られた上野氏に話しを伺った!

 

鉄ドン 記事内画像2

 

まずお二人に伺いたい事は、なぜ今 究極のおバカを探究されるのか?

そして1つの疑問でもある そもそもおバカ映画を作ろうとした中での作品達なのか?それともただ お2人がおバカなのか教えてください

 

星野監督)自分が見たいものを見ようとしてるうちにこういうことになりました。観客にサービスすると「バカ映画」と呼ばれるものになるのかなあ、と思っています。ぼく自身がバカかどうかはわかりませんが、上野は絶対にバカだと思います。

 

上野監督)おバカ映画を観るのは大好きです。色んなジャンルの映画に感化されて観終えたあとはいつも色んな気持ちになるのですが、おバカ映画は「あ〜くだらなかった〜!」という幸福感に満ちるだけで、まさに至福の時間です。ただ残念ながら、自分が撮るとどうしてもシュールだったり違和感のあるテンポ感だったり、とにかく素直にガハハと笑わせない方向に向かってしまいがちなので、コメディとしてはさておきおバカ映画としてはまだまだ自分の中ではチャンネルが完成していません。コメディとおバカはまた違うのです。ベルクソンの著書『笑い』を熟読し、究極のおバカ映画開発にこれからも勤しもうと思います。

 

僕がバカかどうかはしりませんが星野さんはバカだと思いますます。

 

おバカは、世界を変えると思いますか?

 

星野監督)誰もが、毎日少しずつ変えているので、例外なくバカも変えているでしょう。

ただ、かしこい人の方がより大きく変えると思います。
ぼくが生きてきた間にも世の中は変わってきました便利に、危険に。
「想定の範囲外」の言葉が許されるかどうかが、自分がバカかどうかの境界なんじゃないかと思っています。

 

上野監督)バカには世界を変えられません。今の政治を見てください。みんなバカだから何も変わってないでしょう!!

 

今だからこそ『鉄ちゃんのドーンとやってみよう!』通称『鉄ドン』をおこなう意味とは?

 

星野監督)個人的には、見たいものを見れるチャンスが増えるということ。

他の人には、バカにも止まり木ができた、みたいなことだと思います。
テレビより映画やイベントの方が自由度が高いのもいい部分ですね。

 

上野監督)僕は長い鉄ドンの歴史の中でほんの最近に参加した者なのでこんな事を言っていいのかわからないですが、鉄ドンはもっと沢山の人に受け入れられて然るべきものだとお客さんとしては観た時に感じたので参加しました。しかしそうなるには人々の先入観を取り除かなければならないし、その為にもっとそういう人々に受け入れてもらいやすい形にしていかないといけないと思います。今はまだ模索中ですがそれができたあかつきには唯一無二かつ広く受け入れられる物になると確信しています。

 

この短編映画祭の行き着く未来像を教えてください。

 

星野監督)海外の映画祭に参加したり、外国人の方々にも見ていただけるようになってきたので、世界中で「テツドン」と名づけられたものが増えて、そこで前説をさせてもらえれば最高ですね。

 

上野監督 )すこし先ほどの話と被りますが、鉄ドンは「映画」と「イベント」で考え方をわけて作っていかないといけないと思います。オムニバス形式に繋げて長編にしたら、それだけ観る人の数も増えるしみんなが鉄ドンにとっつく理由になります。富士山と天保山が肩を並べたような作りは鉄ドンの持ち味ですが映画を作る際はその持ち味の風味自体は残しつつもそのままではいけないような気がします。ここは意見のわかれるところですが、やはり映画は劇場で沢山上映してもらえるようなものにこれからもっともっと寄せて行って、多くの人が「鉄ドンを知る」事が課題で、そこから迷い込んできたお客さんがイベントに来てワイワイ騒ぎながらおバカ短編映画を沢山観るところに繋げていきたいです。定置網漁のイメージ。
あとはとにかく沢山の数の短編映画が必要なので若手作家の登竜門のようになればと思います。僕も若手作家なのでいま凄く生意気な、生意気過ぎる事を言いましたが、あくまでPとして関わる者の意見として聞いてもらえればと思います。

 

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