『トミー・ゲレロ』新作リリース来日ツアー 特別インタビュー
Tommy Guerreroインタビュー
トミー・ゲレロ /フレード・オルティス /トニー・ゲレロ /ジョシュ・リッピ
サンフランシスコ出身のカリスマ的スケーターとして世界のストリートに影響を与えた、Tommy Guerrero / トミー・ゲレロ 彼はスケーターしてだけではなく、情感溢れる独自のサウンドで、ミュージシャンとしても多くの支持を得ている。
そんな「Tommy Guerrero / トミー・ゲレロ」が10月8日に2年ぶりとなるニュー・アルバム「Perpetuum」のリリースと合わせジャパン・ツアー全国8都市9公演を行った。
ツアー・メンバーにはビースティ・ボーイズのバンド・メンバーとしても知られるフレード・オルティス!
更にトミー・ゲレロの実兄トニー・ゲレロのバンド、EL DIABLITOSのアルバムもリリースが緊急決定し、オープニングアクトとして初来日を果たす!
トミーの音は、堅苦しい固定されたた音というより、人が奏でる呼吸の様な生のリアリズムを感じさせてくれた。
彼から生み出される音には、ストーリーがあり 聞き手に、情景を浮ばせ その土地でしばしの時間を過ごしていたかの様な特別な感覚を与えてくれる。今回のツアーの中でも特に感じたのは、曲のフェイドアウト部分まで意識の行き届いた音楽へのこだわりと、人だから生み出せる音、常に自分に素直に、自分の内から沸き立つ音を感じとろうとする姿勢なのだろう。選曲の構成自体にも巧みな構成があり、さらに音のストーリー性を演出し見応えあるツアー公演であった。
Tommy Guerreroインタビュー
トミー・ゲレロ /フレード・オルティス /トニー・ゲレロ /ジョシュ・リッピ
——今回の日本ツアーを通して感じた事や、日本への思いを聞かせて下さい。

トニー・ゲレロ
トニー・ゲレロ:日本へ来るのは、音楽演奏では、初めてだけど何度かビジネスできていて最後が2002年が、最後だったと思う。ツアー自体もすごくよかったし、このツアー前に、EL DIABLITOSのアルバムもリリースが急遽決まり、ここ2、3年書き溜めていた曲を演奏する事ができ、良い機会だったよ。今回の来日は、その曲をトミーがレコードにしてくれ、プランが出来たからさあ急いで行こうという感じで来日したんだ。
今回のツアーでは、クラブ会場も満員だったから良かった。日本の観客はクールで礼儀正しく 僕の音楽が好きかは分からなかったけどね。でも違う国だから表現は、違うんだろうね。
日本でもそれぞれの公演場で、観客の感じも全然違ったけど、それがまたおもしろかったよ。
クールだけどみんなポジティブな感じが伝わったからね。
ジョシュ・リッピ:日本に始めてきて食べ物、文化、そのすべてが、素晴らしかった日本の文化はすごいよ。
アメリカで日本について友人から聞いた事はあったけど、実際来てみると聞いていた話よりさらに素敵だった。
ツアーの空き時間で出来るだけ歩き回って、熊本のお城も見たよ!
フレード・オルティス:日本に初めてきたのは1996年だけれど、違う場所や人との出会いが、常に新鮮に感じるよ。
ぼくは、日本のコミュニティーの多い場所で育って、家の近くの大きな岩の裏に、日本の寺院があってお盆フェスティバルをしていた事もよく覚えてる。だたら日本の文化とつながりがあるんだ!
20年ぐらいツアーをしてきたけど日本は、常に一番大好きな場所だった。
演奏でも日本の島太鼓を使ったり、和太鼓の友人とも一緒にセッションしたりしてるよ。
特に日本には、人を敬う心と、人に対しての丁重さを感じ、本当に素晴らしい文化だとと思ってる。

右 フレード・オルティス 左 ジョシュ・リッピ
——話しは、ズレてしまいますが、トニーさん少しロバートデニーロににてますね!
トニー・ゲレロ:ありがとう!よくロバートデニーロJr.って言われるよ!
トミー・ゲレロ:いやトニースタックだよ!
NOSVIS:本当ですね!サンフランシスコのアイアンマンですね!
——今回兄弟での共演でもありますが、兄弟でステージに立ったのは初めてですか?また兄弟で一緒にやっていると、よく喧嘩になるバンドも多いと思いますが、二人が仲良く出来る秘訣は、ありますか?
トニー:サンフランシスコのベイエリアでは、二人でよく演奏してたよ!パンクロックだったけど。
兄弟仲よくなんて、そんな秘訣はないけどね。
トミー:みんな散々喧嘩してるよ。
トニー:でも今は、二人とも子供もいるし家族もあるし。もう昔みたいにワイルドはなくて、心も穏やかになってきたよ。
トミー:それがキーかもしれないね(笑)
トニー:僕の妻は、アメリカにいて、ここにはいないし 今回はトミーの企画だから、トミーの言う事を聞いていればいいんだよ トミーがボスだからさ!
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