トヨタグループの創始者であり、日本初の動力織機や自動織機などを発明し、日本の機械産業の発展・近代化に貢献した豊田佐吉に迫る!!

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研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし

 

アメリカでの経験は彼に大きな刺激を与えた。
当時、フォードやBMが街を駆抜ける姿を目にし、ニューヨークやボストンで機械を見てまわった。衝撃を受けた佐吉は、他人をあてにせず、やはりもう一度日本でやり直そうと、すぐに日本へ戻ってきた。翌年には豊田自働織布工場を設立すると、その翌年、藍褒章を受賞、大正7年(1918年)には豊田紡織株式会社(現トヨタ紡績)を設立した。

 

そうして、佐吉の代表作にもなる「G型無停止杼換式(ひがえしき)豊田自動織機」が発明された。
佐吉が生涯をかけ発明したこの自動織機は、高速運転中に少しもスピードを落とすことなく杼を交換し、よこ糸を自動的に補給する自動杼装置や、糸が切れた際に自動的に機械を停止させる機能に加え、不良品の発生を防止する自動停止装置など、それまでの織機と比べ生産性を20倍以上に向上させただけでなく、織物品質も画期的に向上させた。

当時、織機の先端をいっていたイギリスの織機会社、ブラット社がG型自動織機の噂を聞きつけ、日本へ視察に訪れた。機能に驚き、佐吉の織機が世界一だと認めつつも、ヨーロッパを網羅されるのをおそれ、特許を譲って欲しいと交渉をもちかけた。しかし全ての特許を譲ことはできないと思った佐吉は、日本や中国、アメリカの特許は佐吉が持ったまま、インドから西の特許権を渡したそうだ。とはいえ一度、日本からインドにG型自動織機を輸出しなくてはならなかったとき、特許料金をプラット社に支払って輸出していたとも言われている。

 

 

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