トヨタグループの創始者であり、日本初の動力織機や自動織機などを発明し、日本の機械産業の発展・近代化に貢献した豊田佐吉に迫る!!

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研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし 

 

日本に幻滅し、アメリカへ渡った際に見た自動車が忘れられなかった佐吉は、「これからは車の時代が来るから、車の研究をしなさい」と、プラット社から受け取った特許契約金10万ポンド (現在価格100億円程度)全てを、長男である喜一郎に渡した。そこから、今のトヨタ自動車株式会社が始まったと言われている。

 

しかし、喜一郎に託した翌年、豊田佐吉の人生は63年という若さで幕を閉じた。

 

「人の役に立ちたい」という思いから始まった佐吉の研究は、日本だけに留まらず、海を越え、それまで日本が追いかけていた欧米までを、あっと驚かせ、後世へと想いを繋げた。佐吉のG型自動織機は今もなお、世界最高水準を誇り、もはや改良の余地なしと言われている。

  

「忍びに忍び、丹念に丹念を重ねれば、できないことはない」
葛藤に打ち勝ち、己と向き合い、研究に研究を重ねた豊田佐吉。

世間の逆風にも、企業の逆風にも揺るがない、己の信念こそが、彼を成功に導いたのだろう。

 

 

佐吉の育った土地に開館した「豊田佐吉記念館」入り口には、30年以上連れ添った妻浅子が創ったという佐吉の胸像が、温かい表情で人々を見守っている。現在、残っている銅像の多くは浅子の作品だという。美術学校に通ったわけでもなく、作品を作っていたわけでもない彼女だが、佐吉の側で彼を支え続けた想いがこうして形となっているのだろう。 

 

 

 

 

 

 

豊田佐吉記念館                              

住所:静岡県湖西市山口113-2                     

電話:053-576-0064                          

開館時間:4月1日〜9月30日 AM9:30-PM5:00                

     10月1日〜3月31日 AM9:30〜PM4:30             

休館日:水曜(但し、水曜が祝日の場合は翌木曜日が休館)        

12月26日〜1月8日、2月最後水曜直前月・火曜、9月第1水曜直前月・火曜 

入場料:無料                             

 

 

 

 

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