「SNIFF OUT」参加決定 ヤノベケンジ!!瀬戸内国際芸術祭へ参戦中の小豆島へSNIFF OUTイメージキャラクターのミラーボールマンと共に偵察!

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 – ミラーボールマン、瀬戸内国際芸術祭へ –

 

 

充分に撮影会を行なった後、島の案内をかって出てくださった「んごんごクラブ」の谷康男さんと共に散策をしながら、ヤノベケンジ氏の待つ「ANGER from the Bottom」のある井戸へと向かった。

この「ANGER from the Bottom」という作品は、ビートたけし氏が構想したプランをヤノベケンジ氏がアレンジして制作した大作だ。島にある古井戸の底に潜む巨大な地霊的化け物が、時折現れて人々を驚かすという寓話的な作品らしい。さっそく、ヤノベケンジ氏へ話しを伺うことにした。






 

——今回、小豆島で作品を展示しようと考えた大きな理由はありますか?またこのプロジェクトの最終的な成功の形を教えてください。





過疎化が進んでいるこの島で、町長が命がけでこのプロジェクトを頑張ろうとしていることに心が動かされました。
また、ジャンボフェリーにジャンボトらやんを乗せて『トらやんの大冒険』がそこから始まるように見せるというプロジェクトに関しても、島と島を繋ぐ唯一の交通網に対して回路自体を見直してしまおう、という挑戦的な取り組みをされている人たちの動きも見られたからなんです。自分もこの状況をひっくり返すことに、すごく興味があったので、徹底的にやってしまおうと思いました。

ジャンボトらやんは、オリーブの葉を持っているんですが、それも、「ノアの箱船」の話の中に出てくる、海にハトを放ったときにオリーブを運んできた、という神話を小豆島のオリーブに重ね合わせ、あたかもノアの箱船に乗っているかのように感じてもらいたいという試みなんです。
小豆島も龍が洞窟からでてきたという伝説をはじめ、いろんな神話や伝説があるんですよ。それらと重ね合わせながら、大きな物語をつくり出せる面白さを、この小豆島で見出せました。

これは今まで美術館でやっている展覧会とはまた違い、現実の社会状況の中に作品を放り込むことになるので、美術の関係者以外にも、どのようなアクションを起こせるのか、また、美術がどのような機能を成すことができるかという挑戦でもあるんです。
何十年、何百年後かに本当にこの島が変わり、海上交通の便も変わる、という状況が生まれれば、成功かな、と思います。

 

 

——「ANGER from the Bottom」は、造形もなかなかシリアスですが。

 

これはビートたけしさんとのコラボレーションなのですが、たけしさんのアイディアを僕が具体的に形にするというプロセスで始まりました。斧が刺さっているし、面白いでしょ?

 

 

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