語り継がれる伝説の戦国武将 真田幸村の講談に伝わる禁断の物語がついに映画化!!

講談師の話芸とCG映像が合わさり新たな講談の形が完成した!

講談師 旭堂南湖 脳内を駆け巡る 脳内スペクタル!

 

あなたの知らない歴史の結末が いま語られる

 

『映画 講談・難波戦記 -真田幸村 紅蓮の猛将-』講談師 旭堂南湖インタビュー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

旭堂南湖さんインタビュー記事内画像3

 

NOSVIS)南湖さんがこの道に入られたきっかけは何だったのですか?

 

やはり師匠と出会い、師匠の魅力に引き込まれた事ですね。

当時は大学生で、講談の事などあまりよく分からなかった時代ですが、落語と講談の寄席に行ったんです。当時80才ぐらいのじいさんがよたよたと舞台に上がってきて、正直「このじいさん大丈夫かな」と見た瞬間は思いましたね(笑)

しかし話しはじめると不思議な話の間や空気感にいつしか引き込まれていました。それまで講談は、難しく堅苦しいものだと思っていましたが、会場の皆さんの顔を見ていると徐々に食い入るように話に引き込まれていく様を見て取る事ができ、いつしか自分もこのおじいさんに教えてもらいたいと思っていました。この師匠の人間味ある魅力、これが講談の門を叩いたきっかけでした。

 

NOSVIS)最近では古典だけではなくミステリーを題材にしたものも講談されていると伺いました。

 

そうなのですよ。明治時代に西洋から探偵小説が入ってきまして日本でもこのようなミステリーものは面白いとたくさん探偵講談というものが行なわれておりました。

当時の講談は、昔のお話をするだけではなく現代のワイドショーの様な役割もあり、事件が起きますと現代のリポーターのように取材しに行き、近隣の方から聞いたことを講談の中でお話ししていた時代もありました。やはり当時からミステリーや謎めいたものは、人々の興味を引いたのでしょうね。

現代ではそのような講談をやる人はほとんどいませんでしたので、私がもう一度復活をさせてみたのがこの探偵講談です。講談会のタイトルを「名探偵ナンコ」といいます。コナンと違いますよ。(笑)

 

NOSVIS)子供たちに向けたワークショップも行なわれているそうですね。

 

なかなか現代の子供たちに講談を見て頂く機会もありませんし、講談自体が何なのか分からない時代ですので、そのような試みも行なっています。

講談と聞くと、とても難しいものの様に感じると思いますが、実は簡単なものなのだと体験してもらうのです。

例えば言葉、話をリズムよく出したり、そもそも講談は歴史のお話なので子供達本人に自分の家族の歴史をお話ししてもらったり、自分の名前の由来や生まれた当時の自分の話を家族に聞きお話ししてもらったり、自分で作った話を皆の前で講談してもらっています。

 

旭堂南湖さんインタビュー記事内画像4 

 

NOSVIS)イクメン講談師としても知られる南湖さんですが、お子様には講談師を継いで欲しいですか?

 

継いで欲しいですね!食えるのか食えないのかが一番の選択肢なのかもしれませんが、私はその事は気にしなくても良いのではないのかと思っています。お金は必要なものですが、それよりもっと大事な事があるなと私は感じる所があります。

講談師はとにかく人数が少なく、現在は日本全国の講談師を合わせても70〜80人しかおりません。西表島のイリオモテヤマネコは昨年の政府の調査によりますと100頭を超えているとの事で、講談師はイリオモテヤマネコよりも少ない絶滅寸前なのですよ。まして若い方がおりませんので、余計に未来が暗くなります(笑)

 

 

NOSVIS)今後講談を世に広めるために何が必要と感じますか?

 

講談の最盛期は明治20年頃なのです。今から100年以上前ですね。そこからどんどん人数が減り明治時代の演芸の本に「講談の修羅場は難しい。もうすぐ講談は滅びる」と言われながらも、そこから約100年よく生き残ったなと思っています。

明治当時は、とてもスローライフでお昼には仕事を終える職人も多く、ひと風呂浴びて寄席に集まり講談を聞くといった日常でした。とても現代ではそのスタイルの生活はできませんから、今回の映画は新たに講談を知って頂くとても大切な良い機会を頂けたと喜んでおります。

この映画が好評になりますと第二弾、第三弾と現代に合った形で皆様に知って頂ける事ができますので、そうなりますととても嬉しいです。

 

 

 

 『映画 講談・難波戦記 -真田幸村 紅蓮の猛将-』

11月21日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

 

<講談(こうだん)とは?>
日本の伝統芸能のひとつ。演者は高座におかれた釈台(しゃくだい)と呼ばれる机の前に座り、“張り扇”でそれを叩いて調子を取りながら、話を読み聞かせる。演目は、主に歴史に関するもので、真田幸村はもちろん、水戸黄門、大岡越前、国定忠治、柳生十兵衛などの時代劇ヒーローの原点は、講談といっても過言ではない。

 

<旭堂南湖 (きょくどう・なんこ)>
講談師。古典講談の継承、探偵講談の復活、新作講談の創造に意欲的に取り組んでいる。日本全国の講談会、落語会で活躍中。平成14年度「大阪舞台芸術新人賞」受賞。平成22年度「文化庁芸術祭新人賞」受賞。

 

監督 :勝呂佳正
出演者:旭堂南湖 原作 :「講談・難波戦記」(旭堂南湖口演)
製作・配給:株式会社フラッグ 協力:武蔵野エンタテインメント
Blu-ray/カラー/96分/16:9/2015/日本
yukimura-movie.com
©2015 flag Co.,Ltd.

 

 

 

関連記事

  • フランク・ミュラーが、チャリティーモデルとし「LONG ISLAND COURAGE(ロングアイランドクラージュ)」限定22本の時計を発表!!(2011/07/18)

  • ホテルコパンへ、ようこそ。 それぞれの人生をかけて、 この世に”希望”があることを証明してください。門馬直人監督インタビュー(2016/02/01)

  • 子どもの本専門店 メリーゴーランド京都店 鈴木さんのオススメ絵本5冊をご紹介!!(2010/11/13)

  • 永遠の歌姫 オマーラ・ポルトゥオンド&キューバの至宝 チューチョ・ヴァルデス インタビュー(2012/05/16)

  • 素材の味がぎっしりとつまった食べごたえのある酵母マフィンのレシピを教えて!!美穂さんの酵母パンレシピ『マフィン』(2012/07/18)

  • 病気になったバーテンダーの一日9皿のおいしくて体にやさしい食事!!藤村公洋さんの「罪ほろぼし レシピ」(2012/12/12)